光回線やめたらどうなる?楽天モバイルをホームルーター代わりに使った結果
① 一人暮らしの「とりあえず光回線」は本当に必要?
一人暮らしのネット環境選びで、無意識に光回線を契約していませんか?動画視聴やネット検索が中心の生活なら、工事費や月額料金に見合う価値があるか、一度見直す価値があります。
一人暮らしで固定回線って必要でしょうか? 工事の手間、毎月の固定費……。契約するときには「とりあえず光回線」が当たり前のように思えますが、本当にその通信環境は今の自分に見合っているのでしょうか。 なんとなく固定回線を維持しているだけで、実はオーバースペックな環境に高いお金を払い続けているかもしれません。
この記事では、筆者が光回線を解約し、楽天モバイル運用に切り替えたリアルな実体験を紹介します。60日で1100GBというヘビーな使い方をしても十分成立した理由と、実用的な運用のコツを公開します。
② 300Mbpsは出ていたけれど、実は「オーバースペック」でした
光回線は下り300〜500Mbpsと非常に高速ですが、動画視聴やブラウジング中心の用途では、その速度を活かしきれていないことが多く、コストに見合わないオーバースペック状態になりがちです。
以前は一般的な光回線を利用していました。測定すれば下り300〜500Mbpsは当たり前。速さだけを見れば非常に快適な環境です。 しかし、ふと冷静になって筆者が普段していることを振り返ると、YouTubeを観る、Netflixで映画を観る、ネットで検索する……それだけでした。
光回線の工事を待ち、回線業者とプロバイダの料金を払い続ける。「速さ=正義」だと信じて疑いませんでしたが、筆者の生活にとっては明らかにオーバースペックだったのです。
③ 思い切って光回線を解約。楽天モバイル運用に踏み出した理由
光回線のコストとオーバースペックさに疑問を感じ、工事不要で月額料金も明快な楽天モバイルをメイン回線とする運用へ切り替えました。これが通信費削減とシンプルな環境構築の第一歩です。
「本当に固定回線は必要なのか?」という疑問を抱き、思い切って固定回線を解約しました。 代わりに取り入れたのが、楽天モバイルをメインとした運用です。実際にコストや手間を比較してみると、その身軽さは一目瞭然です。
| 比較項目 | 一般的な光回線 | 楽天モバイル(最強プラン) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 約4,500〜5,000円 | 最大3,278円(税込) |
| 開通工事 | 必須(数週間の待ち・立ち会い) | 不要(ルーターにSIMを挿すだけ) |
| 契約縛り | 2〜3年(違約金あり) | なし(いつでも解約可) |
| 引越しの手間 | 撤去・新居での再工事が必須 | ゼロ(ルーターごと新居へ持っていくだけ) |
工事も必要なく、月々のコストも明快。契約期間の縛りがないため、「ダメならやめればいい」と気軽に試せるのも大きな魅力でした。ここからが筆者の「楽天モバイルライフ」のスタートでした。
④ 60日で1100GB消費。楽天モバイルでもここまで使えてしまう事実
楽天モバイル運用でも、60日で1100GB(月500GB超、1日平均18GB)というヘビーな通信量を消費しても、実用上は十分に成立しています。
気になるのは「どれくらい使うか」ですよね。 直近60日のデータを確認してみると、なんと約1100GBの通信を行っていました。月換算だと約550GB、1日平均に直すと約18GBです。

「モバイル回線でこれだけの量を使ったら制限にかかるのでは?」と不安に思うかもしれませんが、楽天モバイルの運用環境下では、動画視聴やサーバー稼働を含めても問題なく稼働し続けています。
⑤ Mac miniサーバーも常時稼働。実運用で見えた「限界」
スマホのテザリングではなく、専用ルーターを用いた楽天モバイル回線で、Mac miniの常時稼働サーバーや家族の複数端末を同時接続しても、問題なくネットワーク環境を維持できています。
「ただライトにネットを見ているだけではないのか?」と言われそうなので、筆者の利用環境を明かします。
- Mac mini 常時稼働(ファイルサーバー兼 AI エージェントとして利用)
- 外出先からは MacBook を使って Tailscale 経由で遠隔接続
- 家族全員のスマホ、Fire TV での動画視聴、SwitchBot などのスマート家電接続
なお、この運用はスマホのテザリングではなく、楽天モバイル回線を専用ルーターで運用しています。

このように、単なるブラウジングだけでなく、サーバー運用や複数端末の常時接続を行っています。
⑥ 動画もサーバーも「意外といける」。実測値とリアルな手応え
実際の回線速度は20〜80Mbpsを維持しており、混雑しやすい休日の昼間でも動画視聴しながら30Mbps前後が出るなど、実用上は想像以上に快適な環境が構築できています。
動画視聴もサーバー運用も「意外といける」というのが率直な感想です。 回線速度は基本的には20〜80Mbps程度を維持できており、快適そのものです。土曜日の昼間にYouTubeを視聴しながらでも30Mbps前後は出ています。動画を見ながらでもこの速度なので、実用上は十分なラインです。

もちろん、回線の混雑する時間帯などは変化を感じることもあります。ただ、これだけ接続しても普通に使えるのは、正直予想外でした。
⑦ 夜間は10Mbpsまで落ちる?逃れられない「弱点」と対策
混雑する夜間などは10Mbps前後まで速度が低下することや、たまにルーターの再起動が必要になる点はデメリットですが、動画が見られなくなるほど致命的な影響はありません。
もちろん、完全無欠ではありません。正直にお伝えすると、以下の点は避けて通れません。
- 回線が混み合う夜間などは、10Mbps前後まで落ちることもありますが、動画が見られなくなるほどではありません。
- 動画が止まるなどの予兆を感じたときは、ルーターの再起動が必要な場合がある
- 映像を伴うリアルタイム通話は、わずかなラグが出る可能性がある
⑧ 「光回線じゃないと無理」という思い込みを捨てる
平日の昼間は不在で影響を受けず、たまの速度低下も固定費の大幅な削減を考慮すれば許容範囲です。「絶対に光回線が必要」という固定観念を捨てることで、実用十分な環境が手に入ります。
しかし、このデメリットをどう捉えるかが重要です。 光回線を使っていても混雑時は遅くなることがありました。また、筆者自身は平日の昼間は仕事で不在のため、通信環境の影響をほとんど受けません。 たまに発生する遅延や再起動の手間も、月々の固定費削減や光回線工事の手間を考えれば、「致命的な問題ではない」というのが筆者の結論です。
⑨ 地方アパートでも成立。特別な設備は何もいらない
超高速回線が完備された都市部の物件でなくても、地方のごく一般的なアパートでこの運用は十分に成立します。特別な設備投資なしで実践できる再現性の高さが魅力です。
筆者は現在、地方のアパートに住んでいます。ごく一般的な住宅環境でもこの運用が成立しています。
⑩ 結論:動画中心なら楽天モバイルで十分。ただし向き不向きはある
動画視聴や日常利用が中心であれば、楽天モバイルだけでも十分に生活できます。ただし、FPSゲームなど極めて低い遅延が求められる用途には不向きである点には注意が必要です。
動画視聴を中心にネットを楽しんでいる人なら、 楽天モバイル運用で十分です。 もし筆者のようにヘビーユースをしている人でも、ある程度のコツさえあれば成立します。
⑪ 快適に使うための「設定のコツ」は別記事で詳しく解説
楽天モバイル運用を安定させるためには、ルーターの選び方や設置場所、適切な設定が不可欠です。環境を最適化し、ストレスなく使うための具体的なノウハウは別記事で解説します。
とはいえ、楽天モバイル運用は「そのままやれば誰でも快適に使える」わけではありません。 筆者も最初はうまくいかず、「これ無理じゃないか?」と感じたこともありました。特に、ルーターの選び方や設置場所、設定を間違えると、普通にストレスのある環境になります。
実際に「使える状態」にするための構成や設定は、こちらで詳しくまとめています👇